アパレルOEMの費用は「1枚いくら」という単純な話ではなく、複数の費用項目の合計で決まります。金額は仕様・数量・依頼先で大きく変わるため、ここでは内訳の構造と、見積もりを比べるときの確認点を整理します。

費用の主な内訳

  1. パターン(型紙)代: 新しい形を作る場合に発生。既存パターンの流用なら抑えられます
  2. サンプル製作費: 量産前の確認用。量産に進むと相殺(値引き)される会社もあります
  3. 生地・資材代: 生地のグレードと必要量(用尺)で変動。小ロットほど生地の仕入れ単位の影響を受けます
  4. 縫製工賃: アイテムの工程数で決まります。ポケットや切り替えが増えるほど上がります
  5. 加工費: プリント・刺繍・洗い加工など
  6. 付属・タグ: ブランドタグ、洗濯表示、下げ札
  7. 検品・物流費: 検品基準や納品先で変わります

見積もり比較のチェックポイント

  • どこまで含んだ金額か: サンプル代・タグ・送料が別途かどうかで総額が変わります
  • 数量の前提: 何枚での単価か。追加生産時の単価も併せて確認を
  • 支払い条件と納期: 前金の割合、納期の起算日(サンプル承認後か発注後か)
  • 仕様変更時の扱い: サンプル後の修正が何回まで無償か

同じ仕様書で2〜3社に見積もりを取ると、金額だけでなく回答の速さや提案の質も比べられます。仕様書の作り方から相談したい場合は、記事下の「相談する」ボタンからどうぞ。